プライミング効果とは?心理学用語を具体例を交えて解説

心理学

最近、塾のバイトと就活でワイシャツを買い足しましたえいたです。ワイシャツって汚れが目立つからあんまりスキじゃないんですけどねー。日本も早くラフな服装での就活を解禁してほしいものです。

本記事では、「プライミング効果」について用語の説明や「プライミング効果」が日常生活へどのように役立っているかを具体例を交えて解説していきます!!

プライミング効果とは

プライミング効果とは、先行する刺激(プライマー)の処理が後の刺激(ターゲット)の処理を促進または抑制する効果のことを指す。 プライミング効果は潜在的(無意識的)な処理によって行われるのが特徴であり、知覚レベル(知覚的プライミング効果)や意味レベル(意味的プライミング効果)で起こる。

心理学用語は、難しい単語が多くて分かりづらいですよね・・・

ここからは具体例を交えて、解説していきます。

具体例を交えて解説

突然ですが、○に文字を入れて単語を作ってください。

すー○

皆さんは、何を入れましたか?この記事の前書きを呼んでくれた人はスーツという単語を作ったんじゃないですか?お昼ごはんに美味しい汁物を食べた人はスープと答えたかもしれませんね!

このように、先行する刺激(今回の場合はこの記事の前書きや、美味しい汁物を食べた事実)が、後の刺激(今回はすー○)に潜在的に影響を与えることをプライミング効果と言います。

では、このプライミング効果を日常生活でどのように使えるかを考えていきます。

日常生活への落とし込み

例えば、みなさんが学校の先生になったとします
(誰かをマネジメントする立場だったら何でも良いです)

そこで、宿題をまったくやってこないA君がいます。どうしたらA君は宿題をやってくれるでしょうか?

ここでプライミング効果が使えます!

方法

前日にAくんに「宿題は、いつやるの?」と聞くだけです!

さすがのAくんも「やらない!」とは言わずに、「えーとね、今日の。夜やるつもり」などというと思います。実はこのAくんのセリフがプライミング効果になるんです。

人間は、自分の言動に一貫性をもちたがる生き物です。そのため、Aくんは
「先生に『今日の夜やるつもり!』って言っちゃったしなー。なんかやらないとイケない気がする・・」
となります。

結果的に、Aくんは自発的に宿題をやることになります。

まとめ

まー、実際問題、これでみんな宿題をやってきたら苦労がないんですけどね。一つの解決までの糸口になれば幸いです。
言霊の力ってプライミング効果の観点からも結構大事だということがわかりますね。

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